tknのブログ

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企業の成長戦略について

(TKです。フォローよろしくお願いいたします)


今日は、企業の成長戦略についてお話します!


 事業を成長させるために、最も重要なことは、コアコンピタンスを作り出すことです。コアコンピタンスとは、経営資源の組み合わせにより企業の独自性を生み出す組織能力です。つまり、企業は、自社が持っている経営資源(人材、資金、情報など)を駆使し、他社が模倣できない価値を創出することが事業成長に必要であるということです。


 では、コアコンピタンスを作り出すために有用な分析ツールをふたつ紹介します。一つ目のSWOT分析は聞いたことがある方いると思います。環境分析ともいわれ自社の内部環境(強み、弱み)、外部環境(機会、脅威)を書き出し、分析を行う手法です。みなさんも、自分の職場のSWOT分析をしてみてください!案外課題が見つかるかもしれません( ´∀` )。最初は単純で構いません。例えば、、、


強み→生産性の高い人材がそろっている(人時生産性が高い)
弱み→仕事量と比べて人手が足りていない(平均残業時間が長い)


機会→最近インターネット求人をはじめ、優秀な人材から応募があった
脅威→競合他社が数社あり、自社よりも待遇が良い


このような職場分析ができたらこれで終わっては、もったいないです。SWOT分析をする方の多くが分析をして終わってしまいますが、その結果をもって行動をしなければ現状が変わることはありません。


この場合、弱みの解決を最終目標とすると、原因は、競合他社が数社あり、自社よりも待遇が良いという脅威だと推測できます。解決方法は、待遇を競合他社と同等レベルに引き上げるなどがあげられます。また、機会である優柔な人材からの求人応募については、人材が他社に流れないように囲い込みを行う(研修の充実など)。


二つ目の分析手法はVRIO分析です。
①Value・・・資源の価値
②Rarity・・・資源の希少性
③Inimitability・・・資源の模倣困難性
④Organizations・・・組織


保有している経営資源に、価値があるか。価値があっても、希少性がなければ、他社との差別化ができない。価値があり、希少性があっても模倣が困難でなければ持続的価値とはならない。そしてこれらすべてをうまく活用できる組織でなければならない。


難しく書きましたが、先ほどのSWOT分析における強みに対して価値があるか?その価値は希少性があるか?模倣困難であるか?資源を有効活用できる組織であるか?の問いかけを行い強みのランク分け(①~④)ができるのです。④にちかい強みをできる限り多く組み合わせることで「コアコンピタンス」を作り出すことができるのです。


今日は、ここまでです!もっとわかりやすく説明できるよう精進します!