tknのブログ

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仮想通貨について(仕組み)

(TKです。フォローよろしくお願いいたします)


昨日に引き続き仮想通貨についてお話します!


 なぜ、仮想通貨のようなデジタル資産に価値が生まれたのか。まずは、貨幣の仕組みからお話します。昔話からします。


 大昔、人々は農耕し、農作物を栽培していました。また、狩りにより肉もとっていました。この農耕と、狩りは別々のグループで行っており、農作物を栽培していた人は肉を、狩りを行っていた人は農作物を欲しがりました。そこで、「ぶつぶつ交換」という手段により、交換を行いました。しかし、農産物も、肉も時間がたってしまえば腐ってしまい価値を失ってしまいます。狩りが不調な時、農作物が不況の時これでは困ってしまいます。そこで、価値の保存機能を持つ貨幣が登場したのです。つまり、農産物と肉はそれぞれ貨幣に交換でき、貨幣は肉も農産物も交換できるとしたのです。


 このように、人々は価値の保存機能をもつもの=貨幣としたのです。


 そこで、仮想通貨の話に戻りますが、デジタル通貨ともいわれているようにデジタル世界で買い物ができるのです。つまり、仮想通貨は価値を保存しているといえるのです。その点、貨幣ともいえるのでしょう。


 もう一つ、貨幣には必要な機能があります。それは、価値の同一性です。例えば日本円で、100円が手元にあるのをイメージしてください。この100円の価値は基本的には変動しないということです(時間的な変動を除く。為替変動など)。スーパーに買い物に行って100円の商品をレジに持って行って100円玉を支払ったとします。しかし、店員はこの100円玉は80円の価値しかないと言い張り商品が買えませんでした。。。これでは、こまりますよね( ;∀;)


 つまり、100円は100円の価値であると人々が共通の認識を持っていなくてはならない。というのも貨幣にとって重要な機能なのです。


 これらの機能を仮想通貨は少なくとも持っていると信じられているために、価値を持っていると考えられます。


今日はここまでです!次回は仮想通貨のこれからについて考察していきたいと思います!