tknのブログ

経済について自分も勉強しながら、情報の発信もするよ!

貨幣の「現在価値」とは?2

(TKです。フォローよろしくお願いいたします。)


今日は、昨日に引き続き、現在価値についてお話していきます!


現在価値は金利によって、将来価値と異なることは前回説明しましたが、ほかの要因について今日は説明します。


その1、為替による貨幣価値の変化


円安・円高になると貨幣価値はどうなるかみていきましょう。
(前提条件・・・現在の資金は100万円とする。1ドル=100円。10年後の価値。また、為替変動以外での貨幣価値の変化はないものとする)


仮説1 1ドル=100円(為替変動なし)


為替変動がなかった場合、現在の100万円の価値は10年後も変わらず100万円の価値となります。


仮説2 1ドル=150円(円安)


円安が進むことで、予想されるのは物価上昇です。物価が上昇すれば、今まで、100万円分の買い物ができる価値があった貨幣の価値が減少します。


つまり、、、円安→物価上昇→貨幣価値の減少 となるのです。。。


仮説3 1ドル=80円(円高)


仮説2の逆の反応が起きます。


つまり、、、円高→物価上昇→貨幣価値の増加 となります!


為替変動→物価変動もしくは、為替変動がなく、物価変動だけでも貨幣価値は変動します。


結論   貨幣の「現在価値」は物価変動(為替変動などの要因によって)により将来価値と異なる


前回の「金利」に加え「物価変動」が貨幣価値の変化に影響があることについて説明してきました!ここまで読んでいただきありがとうございます。