tknのブログ

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競争戦略について

(TKです。フォローよろしくお願いいたします)


今日は、一日じめじめしていました泣


 さて、競争戦略ですが、まずは、誰と競争するのかを定めなければなりません。受験における競争相手は、クラスメイトではなく同じ志望校を受ける人であるように、競争相手を誤ると努力の結果がうまく結果に反映されません。


 企業においても同じです。最初に、競争相手となる企業を定めます。競争相手の決め方はマーケティングの分野なので後日、詳しく解説できればと思います。次に、実際に競争相手に対して優位性を確保する手段としていくつかの方法を紹介しようと思います。


・規模の経済性・・・生産規模が増大するのに伴い、コストが逓減し、また、生産要素の投入量に対しての産出量が逓増するという理論です。簡単に言うと、たくさん生産すると少しずつ生産するよりも、効率的に生産ができ、かつ、コストが下がるということです。
例えば、10人の労働者が手作業で車を組み立てるのと、1000人が大規模な生産工場で分業しながら機械作業するのとでは、一人当たりの生産力、コストが後者のほうが有利であるということです。


・範囲の経済性・・・いくつかの事業を組み合わせて企業活動することで、独立して事業を行う場合と比べより経済的な活動ができるという理論です。これは、ある程度のシナジーがある事業で発生します。例えば、光学技術を用いてプリンタ事業をしている企業が、同じ光学技術が必要なカメラ事業などにてを伸ばしていくことなどです。つまり、持っている技術やノウハウ、人材を最大限活用することで経済性を高めるという考え方です。


・速度の経済性・・・先発優位性と、後発優位性があります。


次回は、先発優位性と、後発優位性について詳しく解説します!