tknのブログ

経済について自分も勉強しながら、情報の発信もするよ!

M&Aについて(買収)

(TKです。フォローよろしくお願いいたします)


 今日は、M&Aの買収についてお話します。


 M&Aで一般的にイメージされるのは株式買収によるものです。株式は、言い換えると経営権なのです。つまり、企業の過半数の株式をもつと実質的にその企業を支配することができるのです。そのため、M&Aにおいての株式買収は、企業が他企業を株式を買うことで買収し、実質的支配下に置くことなのです。


 株式を買収することで他社の経営権を得ることができるということはお判りいただいたと思いますが、次は株式買収のリスクについてお話します。株式上場をすると、だれでも、自由に株式を買うことができるようになります。そのため、敵対的買収をされるリスクもでてくるのです。経営権を意図せずに奪われないようにするため、企業は様々な方法をとっています。


・ポイズンピル・・・敵対的買収者が一定割合の株式を買うと、自動的に新株が発行され、買収者の株式取得割合を低下させ経営権を守る手法。


・クラウンジュエル・・・重要な事業部や資産を第3者に譲渡したり、分社化したりして買収意欲をそぐことで、買収を防止する。


・ゴールデンパラシュート・・・買収の結果、解任される取締役(株主には取締役等を決定する権限がある)に巨額の退職金を支払うことを定めておくことで買収を防止する。


・ホワイトナイト・・・買収を仕掛けられた企業が、ほかの有効な企業や投資家に友好的買収を求める手法。


 M&Aには、敵対的な買収もあり、意図せずに自社を乗っ取られる可能性(リスク)もあるため、買収の防止策を講じている企業も多いというお話でした!


今日はここまでです!読んでいただきありがとうございます!