競争戦略2(速度の経済性)
(TKです。フォローよろしくお願いいたします。)
暑い日が続きますね(>_<)。私は、カルピスにかき氷シロップを入れてキンキンのジュースを飲んでいます(子供舌( ´∀` ))。
さて、今日は前回の競争戦略の続きを説明していきます!競争戦略には、速度の経済性も考慮すべきというお話です。速度の経済性には、「先発の優位性」と「後発の優位性」があります。
先発の優位性・・・ ・消費者にいち早くブランドとして認識させられる
・価格に無頓着なイノベーター層を取り込める
・スイッチングコストの発生を利用できる
簡単にいうと、リスクはあるが、先発の優位性として、市場にいち早く自社製品を送り出すことによって顧客が商品を買い、ブランド認識しやすい、リピーターを作りやすいということです。
後発の優位性・・・ ・需要の不確実性を見極めてから市場に参入できる。
・プロモーションコストを節約できる(先に市場に他社製品が存在す
すため)
・模倣により研究開発コストを節約できる。
つまり、リスクを減らしてある程度の確度をもって商品を市場に送り出せることがメリットです。
イメージを持っていただくため、例えを出すと、ユーチューバーのヒカキン氏があげられます。ヒカキン氏は、ユーチューブの初期の時代から、ほぼ毎日動画を投稿し続けています。つまり、先発性があります。ユーチューブ=ヒカキン氏というイメージが視聴者についたころ、ユーチューブという市場は拡大し、先発者のヒカキン氏は、市場シェアを維持したまま市場拡大の恩恵を得られた、ということです。もちろん、ヒカキン氏の成功要因はほかにもたくさんありますが、先発優位性が発動していることは間違いないと思います(有名ユーチューバーの方でそのように話す方は多いです)。
後発優位性でいうと、大きくなったユーチューブという市場に、ヒカキン氏のような成功者の模倣動画を発信し、ある程度の金銭的な報酬を手にしているユーチューバーが挙げられます。
先発者は、市場がうまく成長しないなどのリスクがありますが、市場が成熟段階に向かったときに大きな利益が得られる可能性がある。後発者は、リスクを抑え、模倣による労働力の削減などをしながら利益を追随的に得られる可能性があるということです。
今日は、速度の経済性について説明しました!いつも、読んでいただきありがとうございます!
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