tknのブログ

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イノベーションジレンマ

(TKです。フォローよろしくお願いいたします)


メジャーリーガーのFUJIこと藤浪投手の調子が最近よくてうれしいです(≧▽≦)


 さて、今日はイノベーションジレンマについてですが、まずは、イノベーションのS字カーブ、非連続性について説明します。


 イノベーションのS字カーブとは、最初は、知識やノウハウ、技術不足で遅々としたスタートであるが、それらが、研究開発が進み充実してきたとき急激に成長し、やがて飽和し成長が鈍化するという理論です。私たちも同じです。何か新しいことを始めたとき最初を右も左もわからず成長は遅いですが、かってがわかってきたとき急激に成長、しかしその成長速度はずっとは続きませんよね?感覚としては同じことです。


 次にイノベーションの非連続性ですが、前述のS字カーブは非連続的に発生することが多いということです。例えば、携帯電話は1970年代に登場し、現代ではスマートフォンが使われていますが、それ以前は固定電話が利用されていました。現在、高齢世帯では固定電話の所持割合は高いままですが、20代ではなんと5.1%しか所持していないのです。このように、それ以前では大きな市場シェアを誇っていた(この場合通信手段として)固定電話が、携帯の登場により大きく売り上げを落としているのです。そして、かつて、固定電話を作っていた会社の多くはつぶれ、新しい会社にとって代わられました。なぜか、それは、固定電話を作る技術と形態を作る技術が違うためです。固定電話をかつて作っていた会社は、おそらく多くの需要がありました。そのため、新しく台頭してきた携帯を作ろうとは思わなかったでしょう。そのため、S字カーブの遅々としたスタートが遅れてしまい、スタートアップの企業に技術的に遅れてしまい市場から姿を消してしまったのです。


<イノベーションジレンマが発生する条件>


・新しいイノベーションが始まる以前、その企業の市場シェアが高いとき
・需要が多く、売上、利益が十分確保さえているとき
・その製品が成熟しているとき
・後発技術が十分に成長してきたとき


 大企業の多くは、核となる事業を持っており、収益性あるため、あえて新技術を開発する櫃夜を感じなくなってしまうのもイノベーションジレンマ発生の原因の一つです。


 アメリカ(現在は全世界で)でのGAFAの躍進によって多くの大企業がつぶれましたが、イノベーションジレンマの発生が関連していたと思います。


今日はここまでです!読んでくれてありがとうございます!